1989-06-15 第114回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
ここで企画庁にお尋ねいたしますけれども、現時点で、政府予想の二%、これを修正しないでまだ頑張るつもりなのか、やはり機に敏感に対応してある程度修正する必要性を認めるのかどうか、御答弁いただきたいと思います。
ここで企画庁にお尋ねいたしますけれども、現時点で、政府予想の二%、これを修正しないでまだ頑張るつもりなのか、やはり機に敏感に対応してある程度修正する必要性を認めるのかどうか、御答弁いただきたいと思います。
第二の問題は、内需の冷え込みの影響は単に国内面だけにとどまらず、経常収支の黒字は五十八年度政府実績見込みでも二百三十億ドルに達し、本年度は政府予想とは裏腹に、今も議論がありましたが、さらに黒字幅が大きくなる可能性が強くて、対外経済摩擦を激化させていくであろうと予測されます。 第三に、経済成長率の低下に伴いまして、税の自然増収が伸び悩み、大幅な歳入欠陥が生じました。
通年で政府予想どおりに落ちつくという見方も有力でございますが、景気後退が一段と強まっているということ自体は否定できない事実であろうと思われるわけであります。また、同じ期間の鉱工業生産も前期比でマイナス〇・六%、一時増勢に持っていったこの鉱工業生産指数が再び下落し減少し始めた、この点も注目すべきではないかと思うのであります。
○政府委員(豊島格君) 過去におきましては、大体特殊な年、たとえば第一次オイルショックの起こった翌年とか、特殊な年を除きましては、大体GNPの伸びと、それからその弾性値においてはそれほどの大きな乖離は――傾向的には若干ございますが、余り乖離はなかったと、こう考えられますが、五十五年、六年におきましては成長率、これは政府予想よりは若干下回ったのですが、ある程度の伸びを示しておる。
そこで、河本長官に、こうした政府予想をはるかに上回る物価上昇を余儀なくされたその責任に対してどう考えておられるのか、またこの見通しを誤った原因は那辺にあったのか、この二つについてまずお伺いをいたします。
五十四年度税収の自然増は政府予想をはるかに上回り、二兆円にも達せんとしております。これは減量経営などによる大衆犠牲や勤勉な国民努力の上に築かれた財とも言うべきものでありますから、福祉の形で庶民、経済弱者に還元し、また、新たなる購買力を呼び起こす財に充当すべきものであります。これこそ経済の原理というものであります。
このようなこともございまして、物価の上昇率は政府予想を大きく上回っております。二月では、卸売り物価が前年同月に比べまして九・二%、消費者物価は七・二%アップということになっております。そして、これらの傾向などをもとにして、この一−三月期についての日本の経済の姿というものを推定をしてみますると、私は、十−十二月期よりもさらに一−三月期はやや経済の発展速度が高くなりそうだと。
四十六年も政府予想よりはるかに上回り、四十七年度はまた、物価対策費は実に一兆四百二十一億円も計上しております。佐藤総理の所信表町にも、重要施策だと述べ、あるいはまた、昨年私の質問に対しましても、物価対策はただ実行あるのみと決意を強めておると答えられました。しかるに、本年度は、公共料金の値上がりが豪雨のように押し寄せまして、国民は物価厄年と嘆いております。
もうすでに節電をしなければならないということでございましたが、この面だけは僥幸にということばが当てはまると思いますが、一〇・一%の政府予想の成長率が確保されれば、当然四十六年度の下半期からは節電を行なわなければならない状態でございました。ところが、実質成長率が四%にならないというような状態でありましたので、節電は行なわないで済んでおるわけでございます。
次に、物価問題についてでありますが、最近の消費者物価が、当初の政府予想をかなり上回りつつあることは、残念ながら御指摘のとおりであります。お尋ねの物価安定対策でありますが、物価上昇の有力な原因である低生産性部門の生産性向上のための構造改善を進めるほか、総需要対策に留意し、さらに構造対策につきまして適切な手を打つ、これに尽きるわけであります。
次に、物価についてでありますが、最近の消費者物価が当初の政府予想をかなり上回りつつあることは、残念ながら御指摘のとおりであります。当初見積もりの四・八%自体、その実現が容易でないことは、前国会におきましてすでに申し上げたところでありますが、これが現状において七%台に上っている以上、その理由のいかんを問わず、当初見通しが甘かったという御批判は甘受せねばなりません。
結局において、総合収支の政府予想の赤字三億五千万ドルは、これは全くの非現実的なものであって、幾らかは、これはなかなかむずかしいことでございましょうが、少なくとも五億ドル以上の赤字が予想されるのではないか。
○泉政府委員 私どものほうは税のほうを主としてやっておりますので、物価の見通しについては経済企画庁なり、そのほかの物価についての専門家の意見を尊重をいたしておるのでございますが、それではことしの消費者物価の値上がりが、政府予想のとおり四・五%で済むかどうかということになりますと、最近のような経済の動きでは、場合によって四・五%ではおさまらぬかもしれません。
従いまして、わが国の場合も、今後とも国内景気の動きに対し十分な調整措置がとられれば、輸出産業の国際競争力が強化されつつあることから見て、三十七年度の輸出を政府予想の水準である四十七億ドルまで伸ばすことは必ずしも不可能ではないかと考えるのであります。 ただ、問題は、海外景気の一般的好調にもかかわらず、それがそのままわが国の輸出にとって好材料となり得ない事実であります。
五%上がり、国際収支は、経常収支一千万ドル、総合収支では二億ドルの黒字との政府予想に反し、経常収支で十億ドル、総合収支で六、七億ドルの赤字とみられ、日本の歴代内閣のうち、これほどの見込み違いはないという失敗をしている。その原因は民間の設備投資の行き過ぎにあるが、自由企業の原則のもとで手放しの高度成長政策を行なえば、行き過ぎのあることは明らかである。
一体アメリカとはこと変ったわが国の低い産業的立地条件、あるいは現在の重い防衛負担のもとにおいて、一体資本主義の政府の手で遂行される産業の合理化なるものが、完全雇用と拡大均衡を実現できるものであるのかどうか、完全失業者はすでに本年度における政府予想を上回って六十三万人が八十万人をこえている始末であります。
供出はさだめし政府の思われる通りに、順調に行くであろうと考えたであろうが、驚くなかれ政府予想の二千四百万石の数量には及ばざること百五十万石、百五十万石政府の予想より狂つておる。これは何か。これは大臣としてはこういうところにほんとうに掘り下げて真剣にものをお考えにならなければならぬ。よけいとれておつて、価格が高くても、政府の供出に乗つて来る米は少い。これは何か。
その点からいたしまして、統制を変更いたしましても、米の産地等に対しまする麦の政府予想ということは考えて措置をいたしたいと思います。